病気に関すること
01 病気について知りたい・調べたいとき
確かながん情報を知ろうとする時に、一番に見ていただきたいサイトです。がんの知識や全国のデータなど、一元的に管理されています。ダウンロードして使える資料も充実しています。
疾患特性が異なる難病について、頼りになる情報源です。地域の難病相談支援センターや国の難病対策などを知るポータルサイトとして活用できます。
米国国立がん研究所(NCI)が配信している世界最大で最新の包括的ながん情報データベースPDQ®日本語版をはじめとする、がんに関する最新情報を配信するサイトです。
02 病気との付き合い方を知りたいとき
がんと付き合って日常を暮らすためのヒントになる、さまざまなお役立ち情報があります。
各学会から出ている診療ガイドラインをオンライン上で公開しています。患者と医療者の意思決定を支援し、医療の質の向上を図ることを目的としたサイトです。
病院で治療しているだけでなく、体にいいとされるサプリメントや民間療法が気になることもあると思います。このサイトは相補(補完)・代替療法とどのように向き合い、利用したらよいのかどうかを考えるために、エビデンス(根拠)に基づいた情報を紹介しています。
お金に関すること
01治療にかかる費用について知りたいとき
これからの治療費のこと、生活費のこと、気になりますよね。まずは治療によってかかるお金について把握しましょう。「気になるけど、他の人には話しにくい…」でも、実は医療機関の中に相談できる場所もあるんです。
- 国立がん研究センターがん情報サービス ➡「がんとお金」
02活用できる制度について知りたいとき
医療費がどのぐらいかかるのか、人によって違うので悩みますよね。でも、一定のルールに則って支出を抑えてくれる公的な制度があるんです。このサイトでは、健康保険(公的医療保険)やその他の負担軽減のための公的制度の全体像を知ることができます。
- 国立がん研究センターがん情報サービス ➡「がんとお金」➡「医療費の負担を軽くする公的制度」
生活を維持するためには、治療に伴って出ていくお金を抑えるとともに、入ってくるお金についてもぜひ知っておきたいところです。このサイトでは、その種類としてどんなものがあるか知ることができます。
- 国立がん研究センターがん情報サービス ➡「がんとお金」➡「生活費等の助成や給付など」
もしかしたら、ご自身の備えとして民間の「医療保険」「がん保険」に加入されているかもしれませんね。毎年、年末調整で控除証明書を添付するなど心当たりがあるなら、ちょっと確認してみましょう。
- 国立がん研究センターがん情報サービス ➡「がんとお金」➡「民間保険の仕組み」
仕事に関すること
01これからの「働く」に向き合うため、自分のことを整理したいとき
治療も続く中、これからの働くことについてどうしたらいいか…と不安を抱えます。何から考えたらいいか、わからないかもしれません。まずは治療についての客観的な情報を得ることから始めてみるのはどうでしょう
- 国立がん研究センターがん情報サービス ➡「はたらく世代の方へ」
この本は市販されていますが、ダウンロードして読むことも、印刷して活用することもできます。『患者必携 がんになったら手にとるガイド 普及新版』と『別冊 わたしの療養手帳』の2冊で構成されています。別冊は書き込み式になっており、理解したことや知りたいこと、治療中に起こるさまざまなことを記録でき、これからの仕事を考える上でとても役立ちます。
- 国立がん研究センターがん情報サービス ➡「資料室」➡「書籍」➡「一般向け」➡「がんになったら手に取るガイド」
これからの仕事のことを考えていく時、まず自分の病気の状況や治療法のことをよく知る必要があります。とはいえ、主治医からの説明でその時はわかったつもりでも、後から考えてみるといま一つはっきりしない…ということもよくあります。この冊子は診察の時に「聞きたいことをきちんと聞くために」つくられました。
- 国立がん研究センターがん情報サービス ➡「診断と治療」➡「治療にあたって」➡ 冊子「重要な面談にのぞまれる患者さんとご家族へ」
ブリッジ代表が監修した書き込み式のワークブックです。治療に伴う心身の変化を自己理解して、これからの働き方のための行動化に役立つツールです。PDFでダウンロードして使用することができます。
- 中外製薬株式会社「病気の治療とともに働く人のためのワークブック」
02社会における「がん治療と仕事の両立」の位置づけを知りたいとき
国が「がん患者の就労支援」に取り組むようになったのは、2012年の第二期がん対策推進基本計画からでした。どのように施策として進められているか、ここから確認することができます。
- 厚生労働省 ➡ 政策について ➡ 分野別の政策一覧 ➡ 雇用・労働 ➡ 労働基準 ➡ 治療と仕事の両立について
厚生労働省の「治療しながら働く人を応援する情報ポータルサイト」です。社会の中のどんな役割・立場の人が両立支援にかかわっているか、構想の全体像を見ることができます。
- 厚生労働省 ➡ 治療と仕事の両立支援ナビ
国立がん研究センターと日経BP社が協働で取り組む「がんと共に働く知る・伝える・動きだす」という企画がありました。「がんにかかっても、仕事を続けたい」と願う人と企業を支援するため実施してきた成果がまとめられています。職場の人に読んでいただく資料としても活用できます。
- 国立がん研究センターがん情報サービス「資料室」➡「報告書」➡「就労支援関連」
- 国立がん研究センターがん情報サービス「資料室」➡「冊子」➡「がんの冊子」➡「がんになっても働ける職場づくりガイド-大企業編-」
- 国立がん研究センターがん情報サービス「資料室」➡「冊子」➡「がんの冊子」➡「がんになっても働ける職場づくりガイド-中小企業編-」
03がんの経験とともに働くことについて、具体的に考えたいとき
初めての就職活動は、誰にとっても不安なもの。ましてや社会に出る前にがんを経験しているなら、その不安は計り知れません。そんな方に向けた「就職活動応援ガイド」があります。何かヒントが得られますように。
- 国立がん研究センターがん対策研究所 ➡「初めて就職活動を行う小児期・AYA 期発症がん経験者のための『就職活動応援ガイド』の開発」
04その他、Q&Aや体験談の情報を知りたいとき
がんの診断を受けても、毎日の暮らしは続きます。これまでも大勢の人が、治療と向き合いながら仕事のことに悩んできました。ここにはたくさんのQ&Aが公開されています。もしかしたら、あなたと重なる悩みもここにありませんか。
- 国立がん研究センターがん情報サービス ➡「制度やサービスを知る」➡「がんと仕事」
こちらも患者さんの悩みをQ&Aで紹介されています。
- 静岡県立静岡がんセンター ➡「がん情報ナビ」➡「仕事への影響」